HBM2007レポート|ヒョウモントカゲモドキの飼い方、飼育講座|はじめての爬虫類に最適なヒョウモントカゲモドキの飼い方を解説

HBM(ハープタイルブリーダーズマーケット)2007のレポート

はじめてのヒョウモントカゲモドキ
ヒョウモントカゲモドキとは
ヒョウモントカゲモドキの住んでいる場所やさまざまな品種
ペットとしての魅力
ヒョウモントカゲモドキが持っているペットとしての魅力
基本的な飼い方
ヒョウモントカゲモドキの飼い方、必要な飼育用品など
飼育環境
ヒョウモントカゲモドキを飼うための飼育環境の作り方
個体の購入
ヒョウモントカゲモドキの購入方法と購入する時の注意点
餌の種類と給餌方法
ヒョウモントカゲモドキに与えることのできる餌の種類と与え方
病気と対処法
ヒョウモントカゲモドキが罹る病気と対処方法
飼育用品とサプリメント
ヒョウモントカゲモドキを飼うために必要な飼育ケージ、パネルヒーターなどの解説と紹介
飼育書
ヒョウモントカゲモドキの飼い方や繁殖方法などの飼育書紹介
Link集
ヒョウモントカゲモドキや爬虫類飼育に関するホームページのリンク集

1.HBM(ハープタイルブリーダーズマーケット)とは

ヒョウモントカゲモドキの購入方法として、当サイトでは、実際に自家繁殖させているブリーダーの方から、直接、優良な固体を良心的価格で購入できる各種イベントでの購入をお勧めしています。

実際、我が家のヒョウモントカゲモドキも、当時は渋谷で開催されていたHBM(ハープタイルブリーダーズマーケット)にて購入したものです。
我が家のヒョウモントカゲモドキを購入した年から既に6年が経過していますが、今年2007年、6年ぶりにHBMに行くことができましたので、その様子をご紹介いたします。

そもそも、HBM(ハープタイルブリーダーズマーケット)とは、「ハープタイルブリーダーズマーケットとは、プロ、アマチュア問わず繁殖家が丹精こめて育て上げた仔を持ち寄り繁殖家同士の情報交換や販売を行うと同時に飼育繁殖を目指す人々に情報を提供するイベントです。またその年の繁殖の成果を発表する場でもあります。」という趣旨もと開催されている爬虫類愛好家のイベントです。

近年では、渋谷から池袋に開催場所を移していますが、例年、10月初旬に開催され、出展ブースの数も出展品目の数も、年々、増えているようです。
大人(高校生以上)は、入場料が必要ですが、中学生以下の子供は無料です。また、大人の入場料も500円と安価なので、固体を購入するしないに関わらず、一度は訪れてみることをお勧めします。

今年、2007年の開催概要は以下のとおりになります。

日   時:2007年10月7日(日)
開催時間:11:00〜17:00
会   場:池袋アカデミーホール地下1階
出   展:41ブース
出展品目:レオパードゲッコー、フトアゴヒゲトカゲ、コーンスネーク、マレースジオ、ハイナントカゲモドキ、ライノラット、ベアードラット、ボールパイソン、チェカーガーター、セイブシシバナヘビ、カルフォルニアキングスネーク、アカマダラ、ソメワケササクレヤモリ、オニタマオヤモリ、オビタマオヤモリ、ナメハダタマオヤモリ、マダライモリ、ミナミクシイモリ、ブラックパインスネーク、シリケンイモリ、クレステッドゲッコー、ハイナントカゲモドキ、アルビノアオダイショウ、タイリクスジオ、サキシマスジオ、レヴィスノブテールゲッコー、セイブシシバナヘビ、コロンビアレインボーボア、ヒメニオイガメ、アカアシガメ、ミツユビハコガメ、ヘルマンリクガメ、ニホンイシガメ、ウンキュウ、クサガメ、キボシイシガメ、トウブハコガメ、ガルフコースハコガメ、セマルハコガメ、ミスジハコガメ、ハラガケガメ、カブトニオイガメ、サルビンオオニオイガメの他、各種飼育用品、書籍や餌用ショウジョウバエなど

2.イベントの様子

HBMは愛好家の方々がブリーディングした個体を比較的安価に販売する訳ですので、より多くから自分の気に入った個体を見つけるには、当然ながら、早いもの勝ちという原則が働き、開催時間前からちょとした行列ができます。
約6年ぶりのHBMですが、今回は久しぶりにイベントそのものを見学することをメインにしていましたので、午後1時過ぎに会場に到着というユッタリとしたペースでの会場入りとしました。

会場の池袋アカデミーホールは、池袋の東口出口を出て、目の前の、東京三菱UFJ銀行を左角にした道を真っ直ぐ進み、5分程度歩いた左ななめ前の角にボウリング場がある十字路を左に入ります。
するとすぐ左手に大原情報ビジネス専門学校のビルが見え、その対面側のビルが池袋アカデミーホールとなります。
会場入り口には、HBMのポスターが掲示してありましたので、迷うことなく池袋の会場にたどり着けました。

受付にて入場料を支払うと入場チケットと出展ブースの配置図とそれぞれの出展品目などか記載してある簡単なパンフレットを頂きます。入場チケットは再入場の際に必要となるので、失くさないように大事にしておきましょう。

また、入場チケットがあれば何回でも再入場が可能ですから、朝一番に並び、まずは狙いの個体を購入しておいて、あとはゆっくりと会場の外で食事をしたり、買い物をした後で、また再入場して、色々な個体を眺めるといったことも可能です。

すでに11時のイベント開始時刻から2時間以上経過しているにも係わらず、会場内は大勢の来場者で埋め尽くされています。それでも、渋谷での会場よりも広いせいか、これでも当時よりは人混みは緩やかだと思います。
やはり、渋谷の会場から池袋のアカデミーホールに会場を変更したのは、出展ブースと来場者の増加ということも考慮されてのことなのでしょう。

こちらは会場入り口すぐの左手にブースを構えていた「虎の塊」さんです。
各出展者とも、このような形式でロングテーブルにてブースを構え、ブリードした固体をプラカップに入れて陳列しています。

プラカップはいくつも積み重なった状態になっていますので、一番上のモノだけではなく、下の方のカップもしっかりとチェックするようにしましょう。

一昔では数万円が当たり前といったクオリティのヒョウモンドカゲモドキがところ狭しと幾つものプラカップに詰まれて陳列されています。
価格帯としては、数千円から1万円数千円ぐらいまでが主流です。
微妙な色合いや尾に残る斑点の状態などによって、価格には数千円の幅がありますので、いったい何が違うのだろう?とお思いになる方もいると思いますが、ゆっくりと多くの個体を眺めているとその違いが何となく理解できてくると思います。

殆どのブースでは、個体にクオリティに対して、ショップでの販売価格よりも廉価となっていますので、気に入った個体を購入すれば大丈夫だと思います。
あとは、自分のお財布の中身との相談ですが、具体的にどれ位お買い得なのかは普段より色々なショップに足を運んでみたり、ウェブショップに掲載されている個体の画像と価格を眺めたりして、個体のクオリティに対する値頃感というものを自分なりに持っておけば、個体を選ぶ時のひとつの判断材料になります。

こちらは会場中央のロの字形になったテーブルに向かう形で設置されていた「ReptilesBow」さんのブース。
ここでは数千円という価格の、非常に魅力的な個体を数匹見つけ、何度、「これ下さい。」と言おうとしたことか分からなかったのですが、妻には「今日は買ってこない。見に行くだけ。」と約束していたので、何とか我慢した次第です。
しかし、本当に魅力的な個体を良心的な価格で販売されておりましたので、テーブルに残った個体が一番すくなかったブースでした。

3.イベントでの個体の買い方

HBMなどのイベントに行ってしまうと、会場の雰囲気にのまれてしまい、あれもこれもと目移りしてしてしまいます。
誰もが陥ってしまうのが、「他のブースでは、もっと良い個体が安く販売しているのではないか?」という迷いです。そして、他のブースを見て回り、「やっぱりさっきのヤツが良かった。」と戻ると目当ての個体は既に他の方の手に...という事態に遭遇します。
今回も「もうさっきのは売れちゃったよ。」という声を数回となく耳にしました。

午前11時のイベントの開場から2時間経過した午後1時過ぎに入場しても、こうした声が聞こえてくるのですから、これが開場直後であれば、それこそあちこちのブースで同じ事態が誰ともなく繰り返されたの想像できます。
まさにイベント開場での個体との出会いは、一期一会と言っていいでしょう。

「これはっ!」と思ったら、躊躇することなく、まずはプラカップを手にしてキープすることが大事です。まずはプラカップを手に取り、ゆっくりと個体の状態と照明の光が当たらない所で、再度、色合いなどを確認しましょう。手に取るプラカップは1つである必要はありません。2つでも3つでも、まずは手に取り、それからゆっくりと個体の色合いや尻尾や指の状態などを確認すると同時に、設定されている価格との値頃感を確認しましょう。
そして、どう見ても同じような色合いの個体なのに数千円の差がある場合などは、率直にブースの出展者の方に質問してみましょう。
「こっちは、尻尾に斑点(これがヒョウモントカゲモドキのヒョウモンたるところなのでが・・・)が残っているけど、こっちのは完全に斑点が無いでしょう。だから、値段が違うんですよ。」といった回答が得られます。
出展者の方の回答内容が、一切自分が気にしないものであれば価格の安い方に決定すれば良いですし、「なるほど〜」と唸ってしまうようであれば、自分の財布の中身と相談した上で、価格の高い個体を選べば良いのです。

どちらにしても、HBMなどのようなイベントに望む際には、自分の欲しい個体と価格帯をしっかりとイメージしておくことが重要です。
そして「イメージした個体と価格に対して、どれだけのブレ幅を許容するのか。」を自分の中で決めておき、その許容範囲であれば「一期一会」を肝に銘じて、一気に「これ下さい!」あるいは「これ取っておいて下さい!」と出展者の方に申し出ましょう。

あと、個体のイメージが「アルビノであれば良い。」とか「色やグレードにはあまりこだわりはないが、ハイポタンジェリンが欲しい。」といったレベルであれば、イベント終了1時間前からの30分に勝負をかける手もあります。
今回、「イベント終了間近の値引き具合」も確認したかったので、終了時刻の午後5時間際まで会場内に粘ったのですが、午後4時30分になると事務局から「展示ケージなどを事務局から借りた方は、午後5時までに事務局へご返却できるよう準備して下さい。」とのアナウンスが入り、出展者の多くが、午後4時40分ほどからブースの片付けを始めてしまいます。

そして、実際に各ブースで値段の書き換えが始まるのが午後3時30分過ぎぐらいからで、午後4時には終了前の値引きをするブースは値引き額を表示しており、午後4時の段階で値引きをしていないブースは最後まで値引きをしませんでした。
したがって、価格第一優先での個体購入には「イベント終了1時間前からの30分が勝負」と言っていいでしょう。

あとは、冒頭でも書きましたが、HBMに限らずこうしたイベントでは再入場できるので、この再入場というシステムを利用しない手はありません。
一日ゆっくりと時間が取れるのであれば、イベント開場時刻の前には並んでおき、開場とともに狙いの個体をいち早く確保した後、会場内をゆっくり見て回り会場内で一目惚れしてしまった個体を購入しても良し、一旦、会場を離れて食事や通常のショッピングなどを楽しんだ後、午後3時頃に戻ってきてブースの値引きが始まってから、2匹目、3匹目の個体を購入しても良しです。

年に一度のお祭りですので、折角ですからイベント開始から終了まで、とことんイベントを楽しむのがベストです。

4.ヒョウモントカゲモドキ以外の出展品目のご紹介



各種タマオヤモリを出展していたブース。

求めやすい価格になったとはいえ、オニタマオヤモリの値札には8の後に0(ゼロ)が4つもついてます。

さすがに手が出ません。



ヒョウモントカゲモドキと同じく丈夫で飼い易い人気のトカゲ、フトアゴヒゲトカゲです。

特段のグレード表示が無かったのでノーマル個体だと思いますが、7500円というのは、やっぱりお買い得なのではないでしょうか。



異なるブースに出展されていたアカアシガメです。

どちらのブースも数が揃っていましたので、日本の気候が合うのでしょうか。



ウンキュウやニホンイシガメも複数のブースで出展されていました。

500円から1000円程度の価格設定ですが、どれも非常に良い個体ばかりです。
こういった個体がキチンと飼い込まれているのが、素晴らしいと思います。



ハコガメ各種。

右の画像、左手にいる甲羅の模様が素晴らしく綺麗なハコガメは、ミナミニシキハコガメです。

「おおっ!」と目を奪われましたが、価格はオニタマオヤモリと同じ設定。

手が出ません。





左の画像のように生体ではなくフィギュアなどを販売しているブースの幾つかありました。
精巧でリアルなフィギュアだったのですが、実物が何匹も購入できるという価格設定は、賛否両論分かれるところかもしれません。
右の画像は、今回のイベント参加でブースの多さを強烈に感じたヘビの画像(アルビノジャングルコーン)です。
価格もベビーでは6000円前後ですし、餌付いていれば飼い易いので、人気なんでしょうね。



左側の画像には、左がセマルハコガメ、右はヘーゲルカエルガメです。

右側の画像は別のブースのセマルハコガメで、上段右側2つがカブトニオイガメ、上段左側2つがサイズの異なるヒメニオイガメです。




そして、今回のHBMで最も心引かれた個体が、このキボシイシガメ達です。
ブースの出展者の方も、仲の良いご夫婦のようで、旦那さんが熱心にブース見学者の方に飼育方法などを解説しておりました。HBMの出展者リストを見てみますと「キボシ庵」(HPはないようです)と、本当に出展者の方に相応しい屋号?です。

出展されている個体も、多分、昨年に産まれた固体なのでしょう、しっかりとした安心サイズの個体で状態も素晴らしく、黄色のスポットの入り方で値段の違いはありましたが、通常、SSサイズでも3万円を下回るかどうかというキボシイシガメが、このサイズと状態で、2万円と1万8千円という価格設定も魅力的でした。

キボシイシガメとしての価格としては間違いなく安いのですが、金額的な絶対値が2万円近くというせいか、来場者の殆どがヒョウモントカゲモドキやコーンスネークなどを目当てにしているためか、あまり売れていないようで、イベント終了時刻が迫る午後4時には何と1割引の値引き表示をされておりました。

本当に最後の最後まで悩みましたら、自宅の庭はすでにヒガシヘルマンリクガメのペアに開放しており、キボシイシガメを飼うなら庭での屋外飼育以外にあり得ないと思いましたので、今回はグッっと我慢した次第です。

HBMのようなイベントに参加してしまうと、こんな出会いもしてしまいます。
また、来年のHBMにも何とか都合をつけて参加するつもりですが、さすがに来年は生体を購入するのを我慢できそうもありません。
購入する個体と価格帯のイメージをしっかりと抱き、来年は少なくとも開場1時間前には会場に到着し、行列に加わるつもりです。

良心的で素晴らしい状態の個体を厳選して入荷している爬虫類ショップは、これだけある昨今ですが、HBMのようなイベントまでグッっと我慢しても欲しいと思う気持ちを継続できる爬虫類や両生類ならば、飼い始めても飽きてしまうということは、きっとないことでしょう。

はじめてのヒョウモントカゲモドキ

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